スマホ型キッズカメラは何が違う?形で選ぶときの基準を整理

売り場でキッズカメラを見ると、四角い箱型のものと、縦長で画面が大きいスマホ型が並んでいます。
スマホ型は「子ども用のスマートフォンに見える形」というだけで、通話機能があるわけではありません。
撮影・保存の仕組みは箱型と同じで、違いが出るのは構え方と画面の見やすさ、それに本体に入っている付属機能の量です。
写真を残せるかどうかは形ではなく、microSDカードに対応しているかどうかで決まります。
本記事では、スマホ型と箱型で実際に変わる点・画面の大きさが持ち方に与える影響・ゲーム機能が入っているときの考え方・形で選ぶ前に確かめる保存方法を解説します。

e-omocha編集部
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スマホ型のキッズカメラは、形が変わっても撮影の仕組みは同じ
スマホ型は、縦長の本体の表側に大きめの画面があり、裏側にレンズが付いた形のものを指します。
前面にもレンズが付いていて自撮りできるタイプ、画面の下にホームボタンのような丸いボタンが並ぶタイプなど、見た目はスマートフォンにかなり近く作られています。
ただし通信の機能はなく、電話やメッセージのやり取りはできません。
撮影して写真を残す流れは箱型と変わりません。
シャッターを押すと本体の内蔵メモリーかmicroSDカードに画像が書き込まれ、あとでパソコンやスマートフォンへ移して見ます。
形が違うから写りが良いということもありません。
画素数の表記も、内部で引き伸ばした値を書いている商品があるため、数字の大小をそのまま写りの良さとして読まないでください。
スマホ型と呼ばれるだけで撮れない玩具もある
同じ縦長の形で、実際には写真が残らないごっこ遊び用のおもちゃも売られています。
シャッター音が鳴って画面に絵が出るだけのもの、画面が印刷されたシートになっているものなどです。
商品ページに「静止画」「動画」「microSD」といった記載があるか、保存先について書かれているかを見れば区別できます。
撮影機能の記載がないものは、写真を残す道具としては選べません。
画面が大きいカメラは、両手で構える形になる
スマホ型でいちばんはっきり違うのは、画面の面積です。
箱型は本体の背面に小さな液晶が付くものが多く、スマホ型は前面のほとんどが画面になります。
撮った写真をその場で大きく確認できるので、子どもが自分の撮った写真を見せながら説明しやすくなります。
そのかわり、持ち方が変わります。
縦長で画面が大きい本体は片手で握ると指が画面にかかりやすく、両手で挟むように構える形になります。
手が小さいうちは、親指と人差し指で端を持って腕を伸ばす持ち方になり、シャッターを押す瞬間に本体が動いて写真がぶれます。
箱型は本体の両側に指をかける出っ張りがあるものがあり、握ったまま押せる分だけ構えが安定します。
重さも見てください。
画面が大きい機種はその分だけ本体も大きくなり、首から下げたときに胸の前で揺れる量が増えます。
首かけストラップは、遊具や自転車のハンドルに引っかかると首を締める向きに力がかかります。
ストラップを使うなら、公園の遊具で遊ぶ間は外す、自転車に乗るときは持たせないという使い分けを大人が決めておいてください。
ストラップ穴の位置が本体の角にあるか中央寄りにあるかで、下げたときの傾き方も変わります。
ゲームが入っているスマホ型は、カメラとして使う時間が減る
スマホ型には、画面の広さを使ってゲームや音楽再生、お絵かき機能を入れた機種があります。
ホーム画面にアイコンが並んでいて、その中の一つがカメラという作りです。
遊べる要素が多いのを利点と見るか、邪魔と見るかで選ぶものが変わります。
カメラとして使わせたい家庭では、電源を入れた直後にゲームの画面が出る機種は向きません。
子どもは起動してすぐ目に入るものを触るので、撮りに出かけたつもりでもゲームで時間が過ぎます。
一方で、長い移動やきょうだいの習い事の待ち時間に静かにしていてほしい場面では、一台で複数のことができるほうが助かります。
どちらを求めているのかを決めてから、商品説明の機能一覧を見てください。
音の出る機能が入っているときは、音量の調整ができるかどうかも確認しておくといいでしょう。図書館や病院の待合で使わせる可能性があるなら、消音にできるかどうかで扱いやすさが変わります。
形で選ぶ前に、写真の保存方法を確かめる
スマホ型でも箱型でも、写真を残せるかどうかは保存の仕組みで決まります。ここを見ずに形だけで選ぶと、買った日に撮れない、撮れても取り出せないという結果になります。
| 確認する項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 保存先 | microSDカード対応か、本体内蔵メモリーのみか。内蔵のみは保存枚数に上限がある |
| カードの同梱 | 別売りの機種は、カードを用意しないと撮影できない場合がある |
| 対応容量 | 上限は機種ごとに違う。商品説明に書かれた容量の範囲で選ぶ |
| 取り出し方 | USBケーブルで本体をつなぐか、カードを抜いてカードリーダーで読むか |
| 電源 | 充電式か乾電池式か。充電中に撮影できるかどうかも機種ごとに違う |
microSDカードが別売りの機種は、カードを用意していないと届いた日に撮影が始められません。どの容量を買えばいいのか迷うなら、キッズカメラのSDカードの選び方で容量と規格の見方を解説しています。
撮った写真を親のスマートフォンで見たい場合は、転送のやり方を先に確かめてください。
ケーブルでつなぐ機種、カードを抜いて読み込む機種、専用アプリを使う機種があり、手順が違います。
キッズカメラのスマホ転送の手順では必要な条件ごとの流れを解説しています。
iPhoneに入れたい場合は端子の形も関わるので、iPhoneへの転送手順も合わせて確認しておくと迷いません。
印刷できるタイプは、スマホ型の形とは相性が分かれる
感熱紙に写真を印刷できる機種もあります。
撮ってすぐ紙で出てくるので、その場で渡したり貼ったりできます。
ただし本体に紙のロールを入れる場所と排出口が必要になるため、厚みのある箱型やレシートプリンターに近い形が多く、薄い縦長のスマホ型とは構造が合いにくいところがあります。
スマホ型を探している人が印刷も求める場合は、そもそも両方を満たす機種が限られると考えてください。
印刷式を選ぶときは、用紙を買い足し続けられるかどうかが分かれ目になります。
子どもは紙が出るのが面白いので同じ被写体を何枚も印刷し、ロールの減りが早くなります。
用紙のサイズと入れ替え方はキッズカメラの感熱紙の選び方で解説しています。
仕組みそのものから知りたい場合は感熱紙プリント式の仕組みと消耗品を先に読んでください。
感熱紙に印刷した写真は、時間がたつと色が薄くなります。
日光や熱に当たるとさらに早く消えていきます。
残しておきたい写真は、紙とは別にデータでも保存しておいてください。
印刷は「その場で渡すための機能」と考えると、使い方の見当がつきます。
よくある質問
スマホ型のキッズカメラで電話はかけられますか
かけられません。
形がスマートフォンに近いだけで、通信の機能は入っていません。
通話や位置の確認が目的なら、キッズカメラではなくキッズ携帯や見守り用の端末が別のジャンルとして用意されています。
スマホ型と箱型では、どちらが子どもに持たせやすいですか
握りやすさで言えば、指をかける出っ張りがある箱型のほうが構えが安定します。
撮った写真を大きく見せたい、動画や他の機能も使わせたいという場合はスマホ型が向きます。
同じスマホ型でも本体の重さと厚みで持ちやすさが変わるので、商品説明の寸法と重量を見て、子どもの手の幅と比べてください。
スマホ型は画面が大きいので、写りも良いのでしょうか
画面の大きさと写りは別の話です。
画面は撮った写真を確認するためのもので、写りを決めるのはレンズとセンサー、それに撮る場所の明るさです。
画素数の表記も内部で引き伸ばした値を書いている商品があるため、数字だけでは判断できません。
実際の写り方の目安はキッズカメラの画質と画素数の見方で解説しています。
まとめ
スマホ型と箱型で本当に変わるのは、画面の大きさから来る構え方と、本体に入っている付属機能の量です。
撮影して保存するという仕組み自体は同じなので、形の好みで絞ったあとに、microSDカードに対応しているか、カードが別売りか、写真をどうやって取り出すかを確かめてください。
ゲームや音楽が入っている機種は、静かに待たせたい場面では役に立ちますが、カメラとして使う時間は減ります。
首から下げるストラップは遊具や自転車で引っかかるため、どの場面で外すかを大人が決めておいてください。ぜひ本記事の保存方法の確認表と、スマホ型・箱型の持ち方の違いを参考に、子どもの手の大きさと使う場面に合う一台を選んでください。




