キッズカメラは防水?水まわりやプールで使えるかを確認

キッズカメラの箱に「防水」と書かれていても、そのまま水に沈められるとは限りません。水の入りにくさはIPX4からIPX8まで段階が分かれていて、雨や水はねに耐えるIPX4と、水深1mに30分沈めても中まで水が入らないIPX7は別の性能です。
売り場で見かける「生活防水」「防滴仕様」という言葉は等級の表記ではないので、どこまで耐えるのかは商品説明を読むまで分かりません。等級が書かれていない機種をプールに持ち込むと、濡れた直後は動いていても、あとから電源が入らなくなることがあります。
本記事では、IPX表記の読み分け・プールや海で使うときの条件・防水ケースを足したときの制約・濡れたあとの乾かし方まで解説します。

e-omocha編集部
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※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
「防水」と書かれたキッズカメラでも、水に沈められるとは限らない
水の入りにくさを表す表記は、IPに続く2桁の数字で決まります。
IP68なら前の6が粉じんの入りにくさ、後ろの8が水の入りにくさを示し、IPX4のようにXが入るのは前者を試験していない、または表示していないという意味です。
水まわりで読むべきなのは後ろの数字だけで、ここが4なのか7なのかで、水はねに耐えるだけか沈めても中まで入らないかが変わります。
後ろの数字が示す試験の条件
| 等級 | 試験の内容 | 想定できる場面 |
|---|---|---|
| IPX4 | あらゆる方向からの飛沫 | 小雨、手洗い場の水はね |
| IPX5 | ノズルからの噴流 | シャワーや水道の水が直接かかる |
| IPX7 | 水深1m・30分の水没 | 浅いところに落としてもすぐ拾える |
| IPX8 | IPX7を超える条件(水深と時間はメーカーが指定) | 指定された範囲内での水中撮影 |
この試験はどれも常温の真水を使うので、温水や海水での耐久を保証するものではありません。IPX7と書かれた機種でも、湯船やシャワーは試験の条件から外れています。
等級ではなく言葉で書かれているとき
「生活防水」「防滴」という表現には共通の基準がなく、水はねを想定した作りという程度の意味で使われます。
等級の数字が見つからない機種は、水没まで想定されていないものとして扱ってください。
パッケージに水中で撮っている写真が載っていても、それだけでは等級の代わりになりません。
プールや海で使うなら、IPX7以上と、ふたの閉まりを確認する
水没に耐える機種でも、水が入るかどうかは電池ふた・microSDカードの挿入口・充電端子のカバーで決まります。
これらはゴムのパッキンで密閉する構造なので、砂粒や髪の毛が1本挟まるだけで隙間ができ、そこから水が入ります。
子どもが自分でカードを出し入れしたあとはふたが半開きになりやすいので、水辺へ持ち出す前に大人がカバーの縁まで押さえて閉まりを確かめてください。
海で使ったあとは塩分が残り、端子やねじの金属が腐食していきます。
プールの水も塩素を含むため、遊び終わったら真水でゆすいでから乾かします。
飛び込みや滑り台の水流は噴流に近い勢いがかかるので、IPX7の表示があっても、浅いところに落としたときに助かる程度と考えておくほうが実態に近いです。
防水ケースをかぶせたカメラは、操作と写りが変わる
防水でない機種に透明のケースをかぶせる方法もありますが、レンズの前に樹脂が1枚増えるので、光が反射して白っぽくにごったり、内側が結露して曇ったりします。
もともとキッズカメラのレンズは小さく、水中のような暗い場所では絞りきれずにぶれやすいため、ケース越しではさらに写りが落ちます。
どのくらいの写りになるのかはキッズカメラの画質と画素数の見方で解説しています。
操作面でも制約が出ます。
ケース越しのシャッターは押し込む距離が長くなり、指の力が弱い年齢では反応しないことがあります。
またモニターがケースの内側にあると、日なたでは画面がほとんど見えません。
機種ごとの専用ケースが用意されているキッズカメラは限られるので、汎用のジッパー式ポーチを使う場合は、水中撮影用なのか水しぶきを防ぐだけなのかを説明の表記で分けて考えてください。
お風呂場でキッズカメラを使うと、水没とは別の壊れ方をする
浴室で起きるのは水没よりも湿気の侵入です。
湯気は隙間から入り込み、カメラが冷えるとレンズやモニターの内側で水滴になります。
IPX4の表示は飛沫を想定した試験なので、シャワーの直撃や長時間の湯気には対応していません。
その場で写真を紙に出せる感熱紙プリント式は、水まわりとの相性がさらに悪くなります。
用紙は湿気を吸うと波打って送りが引っかかり、熱で発色する仕組みのため浴室の温度で紙面が黒く変わることもあります。
ロールの保管場所や入れ替えについてはキッズカメラの感熱紙のサイズと入れ替えの手順で解説しています。
濡れたあとにやることで、直るか直らないかが変わる
水がかかったら、まず電源を切って充電をしないでください。
内部に水が残った状態で通電すると回路がショートします。
乾電池式なら電池を抜き、充電式ならケーブルをつながずに、カバーを開けて風通しのよい場所に置きます。
ドライヤーの熱風はレンズの接着やパッキンを傷めるので当てません。
海水がかかった場合は、乾かす前に真水で表面をゆすいで塩分を落とします。取扱説明書に水濡れが保証の対象外と書かれている製品では、修理を頼んでも有償の扱いになります。
本体が起動しなくなっても、microSDカードに記録した写真はカードリーダーで読める場合があります。
カードの種類や容量についてはキッズカメラのSDカードの容量と規格の選び方で解説しています。
本体のメモリーだけに保存するタイプでは、水濡れでそのまま写真を失うため、撮りためる前にスマートフォンへ移しておいてください。
移し方はキッズカメラの写真を携帯に送る方法で解説しています。
防水でないキッズカメラを水辺へ持っていくときの持たせ方
等級の表示がない機種でも、濡れる場所に近づけない使い方なら屋外で使えます。プールサイドではジッパー付きの袋に入れて大人が預かり、撮る場面だけ渡して、撮り終えたら戻してもらう形にすると水に触れる時間が短くなります。
持たせ方で気をつけるのはストラップです。
首から下げる長さのものは、滑り台や手すり、遊具の突起に引っかかると首が締まります。
水辺やプールでは首かけを外し、手首に通す短いストラップに替えてください。
ストラップ穴が本体の角に1か所しかない機種は、片側に荷重が集まって穴の周囲が割れることもあるので、取り付け位置も購入時に見ておくといいでしょう。
電池ふたのねじが工具で開けるタイプか、爪で開くタイプかも、小さい部品を子どもが触らないようにするうえで確認しておく点です。
よくある質問
防水表記のないキッズカメラを、プールサイドに置くだけなら平気ですか
置き場所が濡れていれば、底面のカバーやスピーカー穴から水が入ります。
またコンクリートの照り返しで本体が高温になると、リチウムイオン電池のふくらみにつながります。
撮らないあいだはタオルの上ではなく、袋に入れて日陰のバッグへ入れてください。
濡れて電源が入らなくなったカメラの写真は取り出せますか
microSDカードに保存する機種なら、カードを抜いてリーダーでパソコンにつなぐと読めることがあります。
ただしカードが濡れている状態で差すと読み取り側まで壊すので、端子が乾いてから挿してください。
本体メモリーだけに保存する機種では、分解しない限り取り出せません。
海で使ったあと、どこまで洗えばいいですか
各カバーが閉まっているのを確かめてから、水道の弱い流れで外側の塩を流し、水気を拭いてからカバーを開けて乾かします。
洗剤や熱いお湯は使いません。
乾いたあとにレンズの内側が曇っていれば、内部まで水が入っているので使用をやめて、購入元やメーカーの窓口に相談してください。
まとめ
キッズカメラの防水は「防水と書いてあるか」ではなく、IPXの後ろの数字がいくつかで判断します。
水はねまでならIPX4、落としても拾えばよいという使い方ならIPX7以上が目安で、等級の表示がない機種は水に濡らさない前提で持たせるものです。
水没に耐える機種でも、ふたの閉まりと、使ったあとに真水でゆすいで乾かすところまでが条件に含まれます。
ぜひ本記事のIPX等級の表と、濡れたあとの乾かし方の手順を参考に、持たせる場所に合う機種を選んでください。




