印刷できるキッズカメラ|感熱紙プリント式の仕組みと消耗品

セガ フェイブの「PRINT CAMERA プリカ」には、付属のロール紙が3本入っていて、1本あたり約60枚、合計で約180枚のモノクロ印刷ができます。
コクヨの「はろぷり」は感熱紙による白黒プリントで、専用の感熱ロール紙が別売です。
印刷できるキッズカメラを選ぶときに考えることは、写りの良さよりも、この紙を買い足し続けられるかどうかです。
紙が切れれば印刷は止まり、交換用は機種ごとに専用品になります。
本記事では、その場で紙に出る仕組み、プリカとはろぷりで違う紙の呼び方、microSDカードがないと何が保存できないのか、印刷した写真が薄くなる前にやることを解説します。

e-omocha編集部
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印刷できるキッズカメラは、その場で紙に出るかわりに白黒になる
印刷できるタイプの共通点は、撮った直後に本体から細長い紙が出てくることと、その紙に出る写真が白黒だという2点です。
プリカはその場でモノクロ印刷、はろぷりは感熱紙による白黒プリントと、どちらも公式にそう書かれています。
カラーで残したいなら、あとで触れるmicroSDカードの側で保存します。
紙に出る仕組みは、家庭用のプリンターのようにインクを吹き付けるものではありません。
感熱紙は熱を当てた部分だけが黒く変わる紙で、レシートと同じ原理です。
インクカートリッジが要らないので本体を小さくできる一方、色は出せず、時間がたつと印字が薄くなります。
プリカのロール紙は公式に「普通紙」と書かれている
ここで注意したいのが紙の呼び方です。
プリカの交換用は「カラーロール紙(普通紙)」「ホワイトロール紙(普通紙)」という商品名で別売になっていて、感熱紙とは書かれていません。
感熱紙と明記されているのはコクヨのはろぷり側です。
同じ「印刷できるキッズカメラ」でも紙の種類が違うので、別の機種の紙を流用しようとすると入らないか、印刷されないという結果になります。
サイズと入れ替え方は機種ごとに違います。
感熱紙タイプの紙の選び方はキッズカメラの感熱紙は何を買う?サイズと入れ替えの手順で解説しています。
用紙を買い足し続けられるかで、印刷式を選ぶかが決まる
印刷できるカメラを買うときに先に見ておきたいのは、本体の値段ではなく交換用の紙が手に入るかどうかです。
プリカは付属3本で約180枚まで印刷できますが、子どもが楽しくなって撮り続ければ、その180枚は短期間で終わります。
そこで交換用のロール紙を買い足せないと、本体は撮影とデータ保存だけの機械に戻ります。
はろぷりも同じで、「はろぷり専用感熱ロール紙2巻入り」が別売として用意されています。
どちらも専用品なので、コンビニのレシート用紙で代用するという発想は持たないでください。
幅も巻き径も機種に合わせて作られています。
取扱いは店舗や時期で変わるため、本体を買う店に交換用の紙も並んでいるかを、その場で確かめておくと買い足しの見通しが立ちます。通販で買う場合は、本体と同時に交換用を注文しておくと、付属分を使い切った日から印刷が止まるのを避けられます。
印刷できるカメラでも、microSDがないとデータはほとんど残らない
紙に出ることに気を取られると見落としますが、印刷と保存は別の話です。
プリカはmicroSDカードが別売で、未装着だと本体に保存できるのは3枚だけです。
カードを入れるとカラーデータの保存と動画撮影ができるようになります。
つまりカードなしで使うと、紙に出た白黒の1枚が事実上の原本になります。
はろぷりは少し条件が違い、感熱ロール紙へのプリントはmicroSDが挿さっていなくてもできます。
ただしカラー写真や動画を保存するにはmicroSDカード(別売)が必要です。
内外カメラは各1,200万画素と公表されていますが、この数字はデータとして保存できたときの話で、紙に出るのは白黒です。
画素数の数字がそのまま紙の仕上がりになるわけではありません。
別売りのものは、買った日には使えません。
プレゼントとして渡すなら、カードを一緒に用意しておくかどうかで、開けたその日にできることが変わります。
容量や規格の選び方はキッズカメラのSDカードは何を買う?容量と規格の選び方で解説しています。
プリカとはろぷりは、付属品の中身で向いている家庭が変わる
2つの製品はどちらも6歳以上を対象年齢としていて、その場で白黒印刷ができる点も共通しています。差が出るのは付属品と本体側の機能です。
| 項目 | PRINT CAMERA プリカ(セガ フェイブ) | はろぷり(コクヨ) |
|---|---|---|
| 対象年齢 | 6歳以上 | 推奨年齢6歳以上 |
| 印刷 | その場でモノクロ印刷 | 感熱紙による白黒プリント |
| 付属の紙 | ロール紙3本(1本約60枚・計約180枚) | 本体に付属、交換用は専用感熱ロール紙2巻入りが別売 |
| microSD未装着時 | 本体保存は3枚のみ | プリントは可能、カラー保存と動画は不可 |
| 電源 | リチウム電池(充電式)・連続約90分 | 公表値を確認できていません |
| そのほかの付属品 | きせかえシート5枚、カラーペン6色、充電ケーブル | 50個のミッションが載ったミッションブック |
プリカはフレームが60種類以上、ミラーフィルターが10種類以上あり、つなげて・ブロック・ボックスの3種のゲームも入っています。
カラーペンが付いているので、出てきた白黒の紙に色を塗る遊び方ができます。
反対に、カメラとして使う時間を長く取りたい家庭にとっては、ゲームが入っていることが遊びの寄り道になります。
はろぷりは描き下ろしフレーム15種、カラーフィルター7種、効果フィルター8種と数は控えめで、そのかわりミッションブックが付いています。撮る題材を本の側から提示する構成で、何を撮ればいいか分からずに止まってしまう場面での手がかりになります。
本体サイズと電源は、持ち歩き方に直結する
プリカの本体サイズは115×80×40mmで、厚みが40mmあります。
紙のロールを内蔵しているので、印刷しないキッズカメラより厚く、その厚みのぶん小さな手では握り込みにくくなります。
外で使わせるなら、子どもが片手で構えられるかを店頭で持たせて確かめてください。
電源はリチウム電池の充電式で、連続使用は約90分と公表されています。
乾電池式ではないので出先で電池を買い足す運用はできず、充電ケーブルを持つか、出発前に充電を済ませる形になります。
プリカには充電ケーブルが付属します。
首から下げて持たせる場合は、遊具のすき間や自転車のハンドルにストラップが引っかかる危険があります。
公園や園庭で遊ぶ前には外させてください。
ロール紙を入れる扉や充電端子のカバーは小さい部品なので、最初の紙の装着と交換は大人が確認しながら行ってください。
印刷した写真は薄くなるので、残すものはデータで持つ
感熱紙に印刷した写真は、時間がたつと印字が薄くなります。
熱や直射日光に当たる場所ではさらに変化が早くなるので、車のダッシュボードや窓際に貼ったまま置くのは避けてください。
ノートに貼って残したい写真があるなら、貼るのと並行してデータ側も確保しておくことになります。
そのためにはmicroSDカードを入れて撮り、あとでカラーデータをパソコンやスマホへ移します。
プリカもはろぷりも、カラー写真の保存にはカードが要ります。
移す手順は機種ごとに違い、カードを抜いて読み込ませる方法と、ケーブルでつなぐ方法があります。
手元の機種でどちらになるかは、キッズカメラのスマホ転送はどうやる?手順と必要な条件で解説しています。
iPhoneへ移す場合は変換アダプタが関わるので、キッズカメラからiPhoneへ写真を転送するやり方と必要な手順のほうが近い内容です。
よくある質問
プリカの紙が終わったら、はろぷりの感熱ロール紙は使えますか
使えません。
プリカの交換用は公式に「カラーロール紙(普通紙)」「ホワイトロール紙(普通紙)」という商品名で、はろぷりの交換用は「はろぷり専用感熱ロール紙2巻入り」です。
紙の種類も専用品としての規格も別なので、それぞれの機種用の交換品を選んでください。
印刷できるキッズカメラで、カラーの写真を紙に出せますか
プリカはその場でモノクロ印刷、はろぷりは感熱紙による白黒プリントで、どちらも紙に出るのは白黒です。カラーはmicroSDカードに保存したデータとして残る形なので、カラーで紙にしたい写真は、データをスマホやパソコンに移してからプリントサービスを使うことになります。
トイザらスの「プリントできちゃうキッズカメラ」も同じ仕組みですか
トイザらスオンラインストアに「トイザらス限定」と入った商品ページがあることは確認できましたが、用紙の種類や保存枚数などの仕様は公式ページで確かめられていないため、ここでは数値を書きません。使い方と消耗品の補充についてはプリントできちゃうキッズカメラの使い方と消耗品の補充で解説しています。
まとめ
印刷できるキッズカメラを選ぶかどうかは、写りの良さではなく、専用の紙を買い足し続ける前提を受け入れられるかで決まります。
プリカは付属3本で約180枚、はろぷりは専用感熱ロール紙が別売で、どちらも紙に出るのは白黒です。
カラーで残したい写真は別売りのmicroSDカードに保存し、感熱紙の印字が薄くなる前にデータ側へ移してください。
ぜひ本記事のプリカとはろぷりの比較表と、microSD未装着時にできることの違いを参考に、紙とカードのどちらを先に用意するかを決めてください。




